休日を心待ちにしない方が良いよなあという話

GWも終盤に差し掛かってくると、ついつい「連休がもう終わってしまう」とか「連休明けはあの仕事をやらなきゃいけないんだった。嫌だなあ」とか考えてしまいます。ふとした瞬間にすぐ仕事のことで脳内がいっぱいになってしまうのです。そうなると、なんか憂鬱な気持ちで連休の残りの日数を過ごすことになってしまいます。でも、これってすごくもったいないことで、本当なら休みは素直に楽しめばいいだけのことなのです。仕事のことが頭の中によぎったら、意識的に切り替えて考えるのをやめることも必要だなあと最近思うようになりました。もちろん、仕事のことを考えて、連休明けにスムーズに進められるよう備えておくことも良いことなのですが、考えた通りになんて進まないことの方が多いのだから、割り切って「仕事のことは仕事のある日に考える」くらいでちょうどいいのかもしれません。それと同時に、「休日を特別なものと思わない方が良いのかも」とも思います。もちろん、仕事が休みの日は誰にとっても特別なんですが、休日を心待ちにし過ぎてしまうと、平日がつらくなるというか、死んだように生きることになってしまうので。1週間(=7日)のうち、平日は5日もあり1週間のうちの7割を占めているわけで、そこを憂鬱な気持ちや適当な気持ちで過ごすのはなんか違うという思いが湧いてきます。とかく現代人は「今を生きる」ことが難しいのか、過去の後悔や将来の不安に頭を悩ませ、今この瞬間には意識がおろそかになりがちです。(現代人というか私自身なんですけども(−_−;))子どもに離乳食を食べさせながら「あれをやらなきゃ、これをやらなきゃ」なんて考えている時があり自分でもゾッとします。今、目の前にかわいい我が子がいるのに視界に入っているだけで、ろくに見ていないとか、後で振り返った時、後悔しかないですよね。それが仕事のことを考えてたら、なおのことです。「休日になったら、あれをやろう」とか「いつか〇〇になったら、あれをやろう」とか考えがちですが、思った通りにできたことなんてほとんど無いです。「休日になったら」ではなく日常のなかでできるように考えていく方が良いんだろうなと思います。そもそも土日とか休日なんて人間が勝手に決めたことだし、自然界においてそんなくくりしている生き物は他にいないわけで。とはいえ、社会の枠組みの中で生きている以上、仕方ないのだけれども、そこにとらわれすぎず過ごしていく方が良いのかも。休日だろうが平日だろうが関係なく泰然と過ごしていきたいものです。休日を特別視しない気持ちになれたら、平日もあるがままに受け入れられるというか、その日その瞬間にフォーカスして過ごせる気がするのです。休日を心待ちにしなくても良いということは、すなわち、平日恐るるに足らずという心境なわけで。休日・平日と分けることなく、毎日を一生懸命に生きていきたいものです。

 

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